空中散歩15。羽田行きの飛行機の中から偶然撮れた沖縄本島の写真。今回は、名護市(なごし)上空からの風景です。
☆当シリーズ初めての方は、
空中散歩01より、どうぞ!
上の写真中央手間沿岸に飛び出した部分(左が拡大写真)、自分にはゴーヤーの端の部分に見えてしまうのですが、ここは辺野古崎(へのこさき)です。そして、その右隣の湾が大浦湾(おおうらわん)になります。大浦湾の上方には、名護市街地や本部(もとぶ)半島があるのですが、雲に邪魔されて部分的にしか見えませんね。
辺野古崎周辺の海域にはジュゴンが生息しています。世界全体では、約10万頭が生息していると言われているようですが、日本では、沖縄のこの海域にしかおらず、その数は50頭以下とのことで、日本の絶滅危惧種に指定されています。そして現在、この海域が米軍普天間基地の移設先候補としてあがっており、建設着工に向けて調査等が行われているようですが、ジュゴンが棲む海に基地を作ろうとしているなんて最悪です。沖縄はキレイな海があってこそ成り立っていると思いますが、そんな海をわざわざ壊すなんて断固反対です。基地の存在により、一部の人達は潤うかもしれません。しかし、沖縄の負担軽減には繋がらないと思います。むしろ、海を破壊することによる自然環境や観光業などへの影響の方が大きくなり、結果として、沖縄全体としてはマイナスになるのではないかと思います。基地の建設は、なんとか回避して欲しいものですね。
☆地図は
こちら
この写真はおまけですが、南方を振り返って撮ったものです。うるま市や読谷村あたりまでが見えてますね。
空中散歩16へ続く
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